男性不妊の原因「精子の形成障害」は精液検査でわかります
精子の形成障害による精子のトラブルは、精液検査でかんたんにわかります。男性不妊の原因のかなり多くが、精子のトラブルだといわれています。
男性不妊の原因になる、精子のトラブルには、次のようなものがあります。
無精子症による不妊
無精子症は、精液のなかに精子が全くない状態です。精子がなければ、自然に妊娠することはありません。
無精子症には、精巣で精子を作る能力に問題がある場合と、精子はきちんとつくられているにも関わらず、精管に異常があって精液のなかに精子が混ざっていない場合があります。
奇形精子症による不妊
奇形精子症とは、精液のなかで、奇形の精子の割合が多い状態です。精液中に正常な形態の精子が全体の15%未満の場合を奇形精子症といいます。
奇形精子の割合が多いと、妊娠しにくくなり不妊の原因になります。
精子無力症による不妊
精子無力症とは、精子の運動能力が劣っている状態です。
射精された精子が、卵子と受精するためには、膣から子宮内をすすみ、卵子の待つ卵管まで泳いでいかなくてはなりません。さらに、卵子のもとまで到達しても、卵子の表面の膜をやぶって卵子の中まで進入する必要があります。
しかし、精子に元気がなくて運動能力がおとっていると、卵子のもとまで到達することができず妊娠することができません。
乏精子症による不妊
乏精子症とは、精子の数が少ない状態です。WHO(世界保健機関)の定義では、精液1ml中の精子の数が2000万個以下の場合を乏精子症といいます。
精子の数が少なければ、妊娠する可能性は低くなってしまいます。
膿精子症による不妊
膿精子症とは、精液中に白血球が増え、精子の受精能力を低下させる状態です。妊娠しにくくなり、不妊の原因になります。
精液1CCのなかに、10万以上の白血球があると膿精子症とよばれます。
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